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前田憲二監督の作品・著作
前田憲二監督は、テレビの出始めた1960年代より日本の祭りを映像化してこられた先駆者。彼の作品を制作順にご覧いただくと、日本と朝鮮半島との間の千年紀を超える交流の歴史が手に取るように分かります。ですがその歴史の舞台は突如暗転。その後も悲劇は積み重ねられ、今に至っています。私たちに今求められるのは、悲劇の一つひとつに真正面から向き合って互いが歩み寄り、昔のように仲睦まじい隣国同士の友情を取り戻すことです。
月下の侵略者
百萬人の身世打鈴
土俗の乱声
神々の履歴書
(2009)
(1988)
(2000)
(1991)
「小猿」豊臣秀吉が朝鮮にもたらした災厄、文禄・慶長の役(壬辰倭乱)。洛中の耳塚から出発し、韓国や中国のみならず、北朝鮮にまで及ぶオールロケで歴史の狂焔に迫る!!
舞い上がるチマチョゴリに火を放ったのは誰!? 慰安婦、強制連行の恨を綴った圧巻のドキュメント!! 沖縄戦と長野松代大本営のと間の深い闇に埋もれた暗部をも白日の下に晒す。
中国江南で発達した農耕儀礼と、高句麗で発達した北辰信仰を柱に、祭りという民衆文化から渡来文化のうねりを凝視した巨編。
埼玉の高麗神社や京都の八坂神社、果ては沖縄にまで息づく渡来文化の歴史を描くことで、今も日本人の心にくすぶり続ける皇国史観の亡霊ともいうべき差別意識を衝く!!
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